子育て中でもキャリアアップ
できる環境がキタイ設計にはある
- 大阪技術部第1G所属
- 設計担当 / 河川砂防
- A・O

「働き方」について 子どもが8ヵ月で復帰を決意。限られた時間を有効に活用
2023年に第一子を出産。2024年の4月に約8ヵ月の育休期間を経て、職場復帰しました。8ヵ月でフルタイムでの職場復帰というと驚かれるかもしれませんが、フルタイムで復帰したほうが保育園に入園しやすいという事情もあり、腹を括りました。妊娠後期に切迫早産になってしまい、体調面を考慮していただき急遽リモートでの勤務となり、チームへの引継ぎ等で産休直前までバタバタで…。メンバーに沢山助けてもらった分、復帰後はしっかり恩返しをしなければという思いもあり、会社の担当者と復帰後の相談をしながら、復帰までの段取りを決めました。現在はフルタイム勤務で、河川から農業用水を取り込む頭首工(とうしゅこう)という取水施設の設計を担当するほか、後輩が担当するポンプ設計業務のプロジェクトリーダーとしてOJT(On-the-Job Training)に携わっています。

「やりがい」について まず自分が理解し、「自分の言葉で伝える」ことが大事
プロジェクトの規模が大きければ大きい分、「社内外の調整」が肝になります。例えばポンプ場の設計を行う際は、発注者だけでなく、市町村や地元消防団、河川管理者、道路管理者などとの協議・調整、さらに外注先を含む社内メンバーと地質調査、測量調査、ポンプ等の機械・電気設備設計、建築設計者との調整…と、社内外での調整は多岐にわたります。何か1つでも課題やトラブルが起こると工期の遅れにつながってしまうため、意識しているのは「まず自分が理解をすること」。もちろん、業務範疇外の課題にぶち当たることもありますが、協力関係者からの資料を丸投げせず、まずは自分で理解し、咀嚼し、自分の言葉で伝える。そうすることで、社内外への理解が得られやすくなり、プロジェクトが進めやすくなります。そのためには案件に関わる業務知識は広く浅く、まんべんなく持っておくことが大切。こういった点を意識しながらプロジェクトを進めていくのは大変な反面、やりがいを感じる瞬間でもあります。

「今後のキャリア」について 週1回の残業デーを自ら設定。スキルアップに励んでいます
復帰後はまだ子どもも小さく、突然の発熱や保育園からの呼び出しなどもありますが、子育て中の今、限られた時間の中で仕事をする上で「段取り」がすべて。仕事も子育ても、段取りを意識することで、以前に比べてより効率的に動けている実感があります。
現在は、さらなるキャリアアップのため、RCCM(シビルコンサルティングマネージャー)の2部門目と技術士の資格取得を目指し勉強中です。「子育てをしながら勉強に充てる時間が捻出できるの?」と思われるかもしれませんが、工夫次第で可能だと考えています。もちろん、自宅だと集中できる環境ではないため、夫の協力のもと、週に1回は残業デーを作り、定時後にオフィスで自主学習に励んでいます。後輩がどんどん増えていくなかで、キタイ設計の一社員として、もっと成長したい。自身のスキルアップのために、これからも挑戦を続けていきたいと思います。
ある日のスケジュール
保育園への送迎があるため、フルタイム勤務ですが、原則は定時退社しています。また、出張などで残業が必要な場合もありますが、Googleカレンダーを夫と共有。夫が子どものお迎えに行ける日程を連絡・相談するなどして連携を図っています。
8:30 | 出社 |
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9:00 | メールチェック、完了業務の問合せ対応 |
12:00 | 昼食 |
12:50 | 協議資料作成 |
15:00 | 休憩 |
15:10 | 協議資料作成 |
17:20 | 退社 |
私の休日の過ごし方

平日はフルタイムで働いている分、夕飯に充てる十分な時間が取れないため、土日にまとめて作り置きをするほか、掃除や洗濯も夫と協力して行っています。まだ子どもが2歳と小さいため、近くの公園でリフレッシュするのが楽しみです。