グループ全体で成果を出せる
働きやすい環境を整える
- 大阪技術部部長 兼
第1Gグループリーダー - 設計担当 / 河川砂防
- K・T

「今の仕事」について チームの枠を超えて助け合える仕組みづくりを構築
大阪技術部には2つのグループがあり、第1Gは河川砂防と上下水道、第2Gは橋梁を担当しています。私は管理職(部長)として技術部全体の業務の進捗状況を把握し、円滑に進むように調整を行う一方で、プレイングマネージャーとして河川砂防の設計業務にも携わっています。特に意識しているのは、子育て世代の社員をサポートできる体制づくりです。グループは3チーム制で業務を進めていますが、急な休みにも対応できるように、チームの枠を超えて助け合える仕組みをつくりました。当日の残業が確定する15時頃には各チームを回ったり、残業が多い社員には声をかけたりして状況を把握し、一人に仕事が偏らないように配慮しています。これらの取り組みが、社員のワークライフバランスの実現につながっており、私自身も週末は完全に家庭優先で過ごしています。

「部下への指導」について 話しやすい雰囲気作りや、相談にしっかりと向き合うことが大事
部下は20代と30代が中心で、性格や家族構成、ライフスタイルもさまざまです。そこで、打ち合わせへの移動中など、ちょっとした時間にも自分から声をかけ、プライバシーに踏み込みすぎない程度にコミュニケーションを取るようにしています。相談を受けた場合は、極力その対応を優先。部下の性格にもよりますが、私自身の考えを話すときもあれば、相談するだけで安心してくれる場合もあるし、会話していくうちに考えが整理され、自分で答えを導き出してくれる場合もあります。大切なのは、相手の考えを否定せず、端的かつポジティブなコミュニケーションを取ること。部署には女性技術者が3名いるのですが、一番先輩の女性技術者は、子育てと仕事を両立する姿を示してくれており、その姿を見て後輩社員が育ってくれているのは、とても感慨深く、うれしいことです。

「今後の目標」について 一人で頑張る時代は終わり。役割を自覚し主体的に動ける人材を育成
やりがいは、若手社員の成長を間近で見られることです。初めてのプレゼンや提案がうまくできたときには、自分のことのように充実感を感じます。大阪技術部に入社9年目に異動してきてから、様々な管理職と協力し、ここまで部署を大きくしてきた自負があります。今後は、さらに人員を増やし、部署を大きくして組織全体として発展させることが目標です。今は、一人で頑張る時代ではなく、グループ全体で成果を出す時代。グループの一員として役割を自覚し、主体的に動ける人材へ育成していく必要があると考えています。部署全体で協力しながら成果を出しつつ、さらに働きやすい環境を充実させていきたいと思っています。
ある日のスケジュール
基本的にはデスクワークが中心ですが、週の半分は打ち合わせや現地調査のために出張しています。協議前や年度末等の繁忙期は2~3時間残業することもあります。また、技術士試験等に向けて、週に2~3日自己研鑽の時間を確保するようにしています。
8:15 | 出社 |
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8:30 | 業務開始(スケジュール確認、メール返信、資料作成、各種会議等) |
12:00 | 昼休憩 |
12:50 | 業務開始(メール返信、資料作成、作業進捗確認、グループ内協議等) |
17:20 | 残業(繁忙期2~3時間)、自己研鑽 |
8:00 | 会社出発 |
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9:30 | 現場到着、現地調査開始 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 現地調査再開 |
16:00 | 現地調査終了 |
17:30 | 帰社、調査結果・写真整理、メールチェック |
20:00 | 退社 |
私の休日の過ごし方

休日は基本的に家族との時間を優先しており、ショッピングモールへ出かけたり、登山を楽しんだりしています。個人的な趣味としてはゴルフや釣りをしています。職場のメンバーとも一緒に釣りに行くことがあり、職場以外での交流も楽しんでいます。